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純鉄を造ることから始まったMG-S01。 通常のアイアンの材料である軟鉄とは異なり、純鉄という材料はミウラから鉄の純度をあらかじめ決めて製鉄メーカーに製造発注を行っています。 |
2トン炉を使い、約4ヶ月の期間をかけて丁寧にカーボンや不純物を取り除く製造工程を経て出来上がった、99.3%以上という高純度の純鉄という材料は極めて希少性のある材料なのです。
不純物がほとんど取り除かれた純鉄は通常の軟鉄と比べると、鍛造前の丸棒の状態でも違いは一目瞭然です。 軟鉄丸棒は薄く被膜が被っているようなやや白みがかった鈍い金属色ですが、純鉄は表面にカーボン等の付着がなく、メッキをしたような金属的な輝きを放っています。 ”飛距離性能”重視設計”飛び”にこだわる。 ※取り扱い店舗限定商品 |
貴重な純鉄のよさを活かしきる鍛造技術。
純鉄のインゴットをヘッド1個分の丸棒形状にした後、鍛造工程に進みます。
純鉄は素材の性質上、非常に鍛造が難しく、鍛造前の電気炉の温度管理と鍛造圧力、鍛造スピードに細心の注意が必要です。
軟らかい素材のため、通常軟鉄の鍛造よりも低い温度でヘッド鍛造型の中に純鉄をギュッと押し込んでいくような感覚の鍛造を行い、密度の詰まった純鉄ヘッドの鍛造が出来上がります。
ミウラではこの純鉄の軟らかい特性に着目し、バックフェイスからソールにかけて複雑な凹凸で構成されるホローバック形状に設計。研磨によって窪んだ形を出すのではなく、鍛造時点で美しい曲線を実現することに成功しました。
通常の軟鉄鍛造では鍛造型に相当な負荷がかかり、再現が難しい形状を純鉄という素材とミウラの鍛造技術が可能にしています。
何故純鉄なのか、答えは極上の打感。
純鉄はやわらかいだけでなく、粘りのある素材です。鍛造を打つ時点から、軟鉄との違いは明確に表れます。
もっとも違うのは鍛造の音。まわりに響くような音ではなく、やや低めの音で、インパクトの打球音にも通じるやわらかさを感じさせる音です。
ウエッジは他のクラブのような飛距離追求ではなく、狙ったターゲットへ正確に落とし、イメージ通りのスピンコントロールができるかが鍵となります。
ボールとヘッドの接触時間が明らかに長く、ボールをヘッドに乗せながら運ぶ独特の打感をMG-S01で感じてもらえることでしょう。
球離れが遅い特性によって方向性が格段に向上し、ピンポイントでターゲットを設定できます。
操作性も高く、バックスピン量だけでなく、サイドスピン量もコントロールするゴルフを可能にしています。 さあ、自信を持ってピンをデッドに狙ってください。
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